事業紹介
SERVICE
森の電力株式会社のバイオマス電力供給の特徴
当社は複数のバイオマス発電所とバイオマス電源だけを取り扱う同じ事業形態を取る複数の小売電気事業者とバランシンググループを組成することで、発電所が定期メンテナンス等で発電停止中でも、常にバイオマス電源を確保し、24時間365日のバイオマス電力100%※の供給体制を実現しております。
※ 世界的には 同様の取り組みが、“24/7CFE(Carbon Free Energy)” というネーミングで、Google社をはじめ先進的な企業によって進められています。
電力のトレーサビリティを確保
地産地消型のバイオマス電力供給スキームを作り上げます。
地産地消型のバイオマス電力供給
森林未利用材を燃料とするバイオマス発電所
- 林業の盛んな地域において、これまでは有効に活用されないばかりか、林地残材として森林の成長を阻害してきた森林未利用材を燃料として活用。
- 地域の林業事業者とともに、半径50km圏内の未利用材を、無理なく収集する森林資源循環システムを構築。地域の森林整備にも寄与。
- 燃料供給元を地元に限定することで、これまでバイオマス燃料の量、価格、品質の安定がはかれる。
バイオマス発電所で発電した電気を、地元の公共施設に売電
- 地産地消電力小売会社を設立し、発電所から一旦売電することで、固定価格買取制度の取引を行う。
- 電気は地産地消電力小売会社が小売することで、キャッシュフローの最大化をはかる。
- 小売先としては、地元自治体の業務用公共施設(市庁舎、公民館、学校等)を主とする。
- 地域の森林資源を燃料として活用し、地元に立地する発電所で発電した電気を、地元の公共施設で利用する。
- 地産地消の電気を学校に供給することで、子供たちの環境教育にも寄与。
半径50㎞圏内の山からCD材や枝葉を切り出し
バイオマス発電所に燃料供給
系統連系に接続させ地域の公共施設に売電
RE100の要件を満たした電力供給
森林未利用材を燃料とするバイオマス発電所
- 小売電気事業者が行う電力供給は、電気事業法のもと、全て電力広域的運営推進機関が運営する広域機関システム上で行われます。当社が使用した電源は、広域機関システム上に登録され、同システム上で電気のトレーサビリティを確保することができます。
- 電源の特定、時間帯別の受給電力量は当社の需給管理システムにて把握できますので、それに応じた非化石証書を日本卸電力取引所(JEPX)を通じ購入し、供給した時間帯の電力とトラッキングさせることによって、RE100の要件を満たした電力供給を行うことができます。
- u広域機関システムでは、小売電気事業者が同一エリアで供給する需要場所に対して、使用した全ての電源が比例配分されると解されますので、火力発電や市場取引による電源を使用している場合には、明確に特定のバイオマス発電の電源を使用しているとは言い難いのですが、当社は使用する電源をバイオマス発電に限定しておりますので、24時間365日完璧にトレーサビリティーを確保していることになり、非化石証書をトラッキングさせることで、公式的に、「●●●バイオマス発電所のCO2排出量がゼロの電気を使用している。」とうたうことができます。